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春の高尾山(4) [花散歩]

ゲートの入口近くの岩にマルバスミレがちょこんと咲いていました。
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撮影:4月12日(土)

ゲートを通り抜けると、道路の左側にミヤマキケマン(深山黄華まん・ケシ科キケマン属)がたくさん咲いていました。
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撮影:4月15日(火)

少し行くと、同じく左側にバラ科の植物が…。
クサイチゴでしょうか?よくわかりませんが、やや大きめの花でした。
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撮影:4月12日(土)

白いスミレでも、数が多いと華やかに見えます。
これはシロバナナガバノスミレサイシンだと思います。
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撮影:4月6日(日)

それからまた少し歩くと、道がカーブしたところにいくらか大きめのスミレの株があり、目を引きました。
花びらは薄い桃色で線が入っています。
今まで見なかったスミレのような気がしますが、名前がわかりません。
ナガバノアケボノスミレ(長葉の曙菫・スミレ科スミレ属…交雑種)かな?と思ったり。
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撮影:4月6日(日)

斜面だけじゃなく、道端にもスミレが咲いています。
これはコスミレ(小菫・スミレ科スミレ属…ミヤマスミレ類)だと思います。
小さいという字がついていますが、そんなに小さい花という感じはしませんでした。
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撮影:4月12日(土)

斜面に咲いているタチツボスミレに木漏れ日が射していたので、横から撮りました。
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撮影:4月6日(日)

モミジイチゴ(紅葉苺・バラ科)も、高尾山でよく見られる植物です。
杉林をバックに写しました。
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撮影:4月12日(土)

濃い紫色のスミレがあちこちで咲いていました。
これはオカスミレ(丘菫・スミレ科スミレ類…ミヤマスミレ類)かな?
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撮影:4月12日(土)

相変わらず、右にふらふら左にふらふら、立ったり座ったり寝そべったり、いろんな格好で撮影しながら歩くので、一向に小仏城山山頂に到着しません。
でも、左側遠方に一丁平の桜並木が見えてきました。
山頂までもう少しです。
つづく…
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春の高尾山(3) [花散歩]

段々沢から離れ、ゆるやかな坂道を登って行きました。
杉林が多く、花粉症の症状が再発して鼻水やくしゃみが出てきますが、春山歩きは快適です。

これはタチツボスミレ(立坪菫・スミレ科スミレ属…タチツボスミレ類)だと思いますが、表情が愛らしい姉妹のようで可愛かったので写しました。
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撮影:4月12日(土)

これはマルバスミレ(丸葉菫・スミレ科スミレ属…ミヤマスミレ類)だと思います。
まるみのある姿かたちが愛らしいスミレで、純白のものと淡いピンク色のものがありました。
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撮影:4月15日(火)

高尾山の名前がついているタカオスミレ(高尾菫・スミレ科スミレ属…ミヤマスミレ類)は、6日より15日の方が断然数多く見ることが出来ました。
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撮影:4月12日(土)

これは名前がよくわからないスミレです。
ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛・スミレ科スミレ属…スミレサイシン類)かな?
でも、葉がいくらか丸くて丈夫そうなので、シコクスミレ(四国菫・スミレ科スミレ属…スミレサイシン類)かな?と思ったり。
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撮影:4月6日(日)

こちらはアオイスミレ(葵菫・スミレ科スミレ属…ニオイスミレ類)です。
恥ずかしそうに花びらを閉じ気味に、そして、うつむき加減に咲いていました。
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撮影:4月15日(火)

そして、これはツボスミレ(坪菫・スミレ科スミレ属・別名ニョイスミレ…ニョイスミレ類)。
とても小さなスミレなので、腹這いになって撮影しました。
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撮影:4月15日(火)

エイザンスミレ(叡山菫・スミレ科スミレ属…ミヤマスミレ類)は、葉がギザギザに裂けているので他のスミレと判別しやすく、私にもそれとわかるスミレです。
割と大きなスミレなのでよく目立ち、花びらはピンク色や淡いピンク色、白い色をしていました。
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撮影:4月12日(土)

たまに顔をあげて上を見ると新緑が目に優しく、名前を知らない木々に何度も癒されました。
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撮影:4月12日(土)

そしてこの愛らしいスミレ。あまりにも可愛らしかったので携帯でも撮影し友達に送りましたが、名前がわかりません。
マルバかな?
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撮影:4月12日(土)

日影からここまでたいした距離ではないのに、あちこちの花たちに呼び止められ撮影しながら歩くので、時間がどんどん経ってしまいました。
でも、やっと鉄製のゲートまで来ました。
ここから先は車は入れません。
人間一人がなんとか通り抜けられる、柵と斜面の間をすり抜けて小仏城山方面に向かいました。
つづく…
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春の高尾山(2) [花散歩]

道路の左側にも右側にも色んな花が咲いているので、あっちキョロキョロこっちキョロキョロしながら歩き、立ち止まって撮影をしていると、後ろから車がやってきて轢かれそうになり、慌てて道の端っこに寄ったりしました。

6日に行った時まだ咲き始めだったヤマブキ(山吹・バラ科ヤマブキ属)が、15日には高尾山のあちこちで咲いていました。
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撮影:4月12日(土)

これは、タチツボスミレ(立坪菫・スミレ科スミレ属…タチツボスミレ類)だと思います。
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撮影:4月12日(土)

落ち葉の絨毯の中でミヤマカタバミ(深山傍食・カタバミ科カタバミ属)がひっそりと咲いていました。
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撮影:4月12日(土)

これはひょろりと背の高いスミレ。
シロバナナガバノスミレサイシン(白花長葉の菫細辛・スミレ科スミレ属…スミレサイシン類)だと思います。
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撮影:4月12日(土)

フタバアオイ(双葉葵・ウマノスズクサ科カンアオイ属)を初めて見ました。
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撮影:4月12日(土)

美人さん揃いのタチツボスミレ(立坪菫・スミレ科スミレ属…タチツボスミレ類)。
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撮影:4月12日(土)

これは、茶色ネコノメとでも名前を変えてあげたいヨゴレネコノメ(汚れ猫の目・ユキノシタ科ネコノメソウ属)です。
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撮影:4月12日(土)

猛毒植物の一つハシリドコロ(走野老・ナス科ハシリドコロ属)も咲いていました。
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撮影:4月15日(火)

そして、これは面白い名前のコチャルメルソウ(小ちゃるめるそう・ユキノシタ科チャルメルソウ属)です。
道路の右側の沢のそばに咲いていました。
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撮影:4月12日(土)

ようやくキャンプ場を通り過ぎました。
キャンプ場にはトイレ(チップ制100円)とベンチがあるので、ここで小休止。
その後、再びゆっくりと小仏城山に向かって登って行きます。
つづく…
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春の高尾山(1) [花散歩]

4月6日(日)、12日(土)、15日(火)に、高尾山を歩きました。
三日とも同じコースです。
JR高尾駅北口から日影へ向かい(バス220円、タクシーだと1,340円)、日影沢林道をだらだらと登って小仏城山、それから高尾山、ケーブルカーで下山し京王高尾山口から帰りました。

お花の写真がたくさんあるので、何回かに分けたいと思います。
今日はその1。
バス停「日影」で降りたところからです。
何れの写真も、カメラはCANON EOS-10D、レンズはタムロン90mmマクロレンズF2.8です。

里山の桜が綺麗だったので、バス停から少し戻って写しました。
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撮影:4月12日(土)

日影沢林道へ入るとすぐに色んな植物が出迎えてくれました。
まずはニリンソウ(二輪草・キンポウゲ科イチリンソウ属)。
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撮影:4月15日(火)

それから、ヤマエンゴサク(山延胡索・ケシ科キケマン属)。
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撮影:4月15日(火)

そして、トウゴクサバノオ(東国鯖の尾・キンポウゲ科シロカネソウ属)。
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撮影:4月15日(火)

続いて、ムラサキケマン(紫華まん・ケシ科キケマン属)。
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撮影:4月12日(土)

そして、タカオスミレ(高尾菫・スミレ科スミレ属…ミヤマスミレ類)。次から次に見ることが出来ました。
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撮影:4月12日(土)

可愛らしいヤマルリソウ(山瑠璃草:ムラサキ科ルリソウ属)はピンクとブルーの花が咲いていました。
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撮影:4月12日(土)
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撮影:4月15日(火)

つづく…


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セツブンソウ [花散歩]

5日(日曜日)、友人と池袋8時30分発西武鉄道特急西武秩父行きに乗って秩父へ行きました。特急(全席指定620円)は快適です。1時間20分ほどの間、美味しいおにぎり3個をたいらげ、車窓を眺め、旅行気分上々、花丸状態でした。
西武秩父駅で尾瀬ネット仲間のshinさんJUNさんと合流、shinさんの車で小鹿野町堂上にある節分草園へ案内してもらいました。

生まれて初めてセツブンソウを見ました。
石灰岩地を好むキンポウゲ科の白い小さな花。背の高さは5~15センチくらい。とても小さくて可憐でした。
白い花びらのように見えるのは萼で、花は黄色の部分(蜜線)に変化したそうです。

来週辺りが見頃とのことでしたが、日当たりのいい場所にはたくさん咲いていて、充分満足でした。
持って行ったカメラはキャノンEOS-10D、レンズは180ミリマクロと16-35ミリの二本だけ。お花は最近デジタルで撮ることが多く、この日も枚数を気にせずたくさん撮りました。


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